Question
カラーページで的確な色補正、色編集ができるようになるために、カラーコレクション、カラーグレーディングの知識をつけたいのですが、良い書籍はありますか?
Answer
次の本がお勧めです。いずれも購入し、参考にしています。
カラーコレクションハンドブック第2版 -映像の魅力を100%引き出すテクニック
軽い気持ちで購入するのはおすすめできません。写真や動画はもとより、絵画までも例に出し、色全般について理由を踏まえ細かく記載されています。規格なども詳しく記載があり、1から10までしっかり理解されたい方の購入されるのが良いかと思います。
プロの現場でも参考にされているとの話を伺ったことがあります。
写真は豊富ですが、説明が574ページみっちりと書かれており、なかなかのボリュームです。
覚悟して購入ください。私もまだ、斜め読みしかできていません。
この本のエッセンスを吸収できるとかなり強いですよ。
カラーグレーディングワークフロー&シネマカメラ
月間ビデオサロンの記事をまとめた本です。カラコレ、カラグレ初心者の方はまずこれを見て実際にやってみるのが良いと思います。DaVinci Resolveでの具体的なコマンドも記載があるので、試しながらやってみるには最適だと思います。
カラーコレクションはほとんど触れておらず、カラーグレーディングをいろんな場面の実例を挙げて簡単な解説をされています。
ワークフローをLogと、RAWで実例を挙げて説明しています。基本的には、メーカーLUTでカラーコレクションをする流れで記載があります。Log編で、sony α6600とPanasonic S1 GH5が、RAW編でBlackmagic RAW、CANONのCinema RAW Light、SIGMAのCinema DNG RAW、ProRez RAWを例に書かれています。ボリュームは各2ページ程度のため、さわり程度の記載しかないため、入門書程度と思うのが良いかもしれません。
「HLG形式を利用した初歩のカラーグレーディング」という内容があることに惹かれて購入したのですが、その部分は FinalCUT で書かれていて少し残念ですが、考え方は生きてくるので参考になると思います。
ページ数は127ページと短いので、おうち時間の空き時間にさらっと読めます。
電子書籍にはなりますが、次の記事も参考にしてください。