注目キーワード
  1. 無償版
  2. 書籍
  3. GPU
  4. Windows

DaVinci Resolve 把握用の書籍

Question

DaVinci Resolveを学ぶときに参考になる本を教えてください。

Answer

他のソフトを含め、動画編集の経験がない方は、参考になる本・電子書籍は手元に1冊あるとよいかと思います。
経験者はYouTubeやBlogなどの情報で把握がすすみますが、未経験者は動画編集の流れのイメージをつかむためにも、購入をお勧めします。
説明されている日本語の書籍は次の3冊です。2冊は確認済みです。

  • DaVinci Resolve 17 デジタル映像編集 パーフェクトマニュアル
  • 自由自在に動画が作れる高機能ソフト DaVinci Resolve入門
  • DaVinci Resolve 編集&カラーグレーディング入門

いずれの書籍もバージョン17での内容で記載されていますが、一部を除き、バージョン18でもこちらの内容で問題なく理解できます。(すぐ思いつくのは、183でテキスト+(TEXT+)の文字装飾でのエレメントの選択時のUIが変更になったことや、Fusionが日本語化されている件です。)

なお、DaVinci Resolve 編集&カラーグレーディング入門のみ、購入者がダウンロードできるプロジェクトファイルがバージョン18での配布となっており、17では扱うことができません。
ただ、プロジェクトファイルは、後のバージョンでも開ける互換性があるため、基本的には他の書籍でも問題ないです。(しかしながら、個別の問題がある場合はあるかもしれません。詳しくは出版会社に確認ください。)

「DaVinci Resolve 17 デジタル映像編集 」と「自由自在に動画が作れる高機能ソフト DaVinci Resolve入門」はいずれも初めてDaVinci Resolveを触る方を想定して書かれていますが、目指す動画の種類が少し異なるように感じます。

「DaVinci Resolve 編集&カラーグレーディング入門」は一通りの機能を理解した方が、より理解を深めるために手ごろな書籍だと思います。

DaVinci Resolve 17 デジタル映像編集 パーフェクトマニュアル

単行本Kindle

落ち着いてしっかりと理解しようとする方にお勧めです。”映像編集”と記載されている通り、カラー、Fusion、Fairlightといった内容も初心者向けではありますが、しっかりと記載されています。
カラー、Fusion、Fairlight の機能の詳細は動画編集を始めたうちは必要性をあまり感じないかもしれませんが、この本を一度やると必要性が理解できるようになり、より細かな作業にハマってしまうかもしれません。
Fusion はとっつきにくい機能だと思います。この本でFusion機能で簡単なエフェクトを自作することを説明しており、一度作ると自信がつきますし、理解が深まります。
456ページです。

自由自在に動画が作れる高機能ソフト DaVinci Resolve入門

単行本Kindle

まずは手軽にやってみたい方にお勧めです。
映像よりも内容で勝負する YouTube 動画を作りたいならこの本で理解されるのが良いかと思います。
できるだけカットページで編集する内容になっています。
カラー、Fairlightの説明は少なく、エディットはカットページで不足している機能を利用する場合に利用する説明、Fusionページの説明はありません。
ですが、Blackmagic Design社の公式サポートの方も言われている通り、カットページでおおよその編集は完結できるため、これから使う方はこれで問題ないかと思います。
パワーウィンドウを利用して、動くもの対してブラー(モザイク)や、画面をゆらす(カメラシェイク)、アフレコなど、YouTubeで動画を公開するために必要となる情報は一通り記載があります。300ページです。

DaVinci Resolve 編集&カラーグレーディング入門

単行本Kindle

2022年7月発行と一番新しい書籍です。未読です。バージョン18対応済み。

雑誌ビデオサロンで連載中 「今日からあなたもダビンチ推し」の井上卓郎さんが書かれています。

Amazonの紹介に「月刊「VIDEO SALON」誌で連載(2020年1月号~2022年5月号)した「今日からあなたもダビンチ推し!」をまとめ、加筆・修正したものです。」とあります。

ビデオサロンの記事と比較すると、大項目数だけでも1.2倍、さらに雑誌にはなかった実践テクニックも。雑誌では4面29回の連載と116ページ分の内容でしたが、160ページと1.3倍以上の内容です。

ビデオサロンの記事では、(この雑誌の特性上?)、超初心者向けとは言えない内容ですが、はじめてDaVinci Resolveでに触れる方が、他の書籍などで基本的な知識を付け、さらに深く進むための切っ掛けとなるような内容だったと感じています。

連載記事は、ビデオサロンのamazon Kindle unlimitedをご契約中なら追加料金無く読めるので、気になる方はそちらから読まれるのもいいかもしれません。後述にもある関連記事「amazon Kindle unlimitedで追加料金無く読めるDaVinci Resolve向けの電子書籍」に情報をまとめていますので、詳しくは、そちらをご確認ください。

なお、掲載のリンクから入手可能なプロジェクトファイルは、バージョン17では開けないとの注意点が掲載されています。バージョン18でご確認ください。
160ページです。

関連記事

最新情報をチェックしよう!