Question
2025年4月23日に公開されたDaVinci Resolve 20.0 Beta 2 (パブリックベータ)のアップデート情報を教えてください。
Answer
DaVinci Resolve 20.0 Beta 1からの変更点は、改善または変更8件と不具合対応20件です。
Beta 2のリリースノートは、ほぼBeta 1と同じ(一部修正)でしたが、公式フォーラム上に詳細の情報が公開されているので、それを記事を翻訳したものです。不具合改修だけでなく、複数の機能強化を含んでいます。順調に開発が進んでいるようですね!
改善または変更
- 新しいキーフレームを追加する際のカーブ形状の変更に対応
- ソースタイムラインビューアのワークフローにおける複数のユーザビリティの改善
- Text+ および MultiText での両端揃えの動作を改善
- Text+とMultiTextでフォント名がない場合の表示を改善
- Text+ と MultiText の新しいサークルモードビューアオーバーレイに対応
- レイヤーの統合(LayerMuxer)、削除(LayerRemover)、正規表現を用いた検索(LayerRegex)に対応する、新しいFusion マルチ レイヤー ツール「Layer」を追加
- Page Up、Page Down、Homeでマルチレイヤーを循環させる新しいショートカットキーを追加
- 一般的なパフォーマンスと安定性の改善
不具合対応
- キーフレームとカーブエディタに関する複数の問題に対応
- 調整クリップのキーフレームとカーブの表示に関する問題に対応
- テキスト編集後にアニメーション字幕が更新されない問題に対応
- タイムラインオーディオをミュートした状態でボイスオーバーを録音する際の、誤ったソロトラックの動作に対応
- Track FXが適用されたトラックにボイスオーバーを録音する際の問題に対応
- ハンドルが不十分なクリップにクロスフェードを適用する際のオーディオアシスタントの問題に対応
- 2秒より短いクリップをノーマライズする際のオーディオアシスタントの問題に対応
- AIミュージックエディターで、編集の間にギャップが残ることがある問題に対応
- イコライザーエフェクトがオーディオトラックの最初の2チャンネルにしか適用されない問題に対応
- メディアプールからレンダーキューにタイムラインを追加する際の、レンダー範囲の問題に対応
- 一部の垂直タイムラインでのスピードワープを使ったスムースカットで発生する意図しない結果に対応
- フレームの左側でデッドピクセルフィクサーのサイズを調整する問題に対応
- カラーページのステレオスコピック 3D クリップにおけるテンポラル FX の問題に対応
- いくつかの編集ポイントにおけるクリーンフィードのブラックフレームに対応
- 編集ページの垂直タイムラインレイアウトにおける、いくつかのデュアルスクリーンレイアウトの問題に対応
- ドッキングされていないキーフレームウィンドウを最小化する際の問題に対応
- macOS の ACES 2.0 ODT でタイトルやジェネレーターを使用するとクラッシュする問題に対応
- ミュージックエディターの変更でクリップを管理するメディアのクラッシュに対処
- メディアプール内のすべてのビンで検索を実行するとクラッシュする問題に対応
- PNG エクスポートの HDR タグに関する問題に対応
その他情報
20.0 Betaに関するすべてをまとめた情報は次の記事を参照ください。