Question
2024年8月7日に公開された DaVinci Resolve 19.0 Beta 6 (パブリックベータ)のアップデート情報を教えてください。
Answer
DaVinci Resolve19.0 Beta 5からの変更点、改善または変更26件と不具合対応28件です。
リリースノートとしては、ほぼBeta 5までと変わりませんが、公式フォーラム上に詳細の情報が公開されているので、それを記事を翻訳したものです。
重要なインストールに関する注意事項:
(Beta 5に記載があった内容です。Beta6に対して、特別にこちらの記載はありませんが、基本的には以前のものと準拠するため、ここには記載を残しています。)
Nvidia RTX ビデオエフェクトおよびH.265エンコードには、Windows 11、サポートされているNvidiaグラフィックカード、およびStudio 550.58ドライバまたはそれ以降が必要です。
サポートされていないシステムでは、Nvidia RTXエフェクトは動作せず、ビューアのオーバーレイが表示されます。
改善または変更
- Blackmagic RAW 4.2をサポート
- Resolve FX Film Look Creatorの新しいハレーション彩度コントロールに対応
- スピーカタグ付きトランスクリプションを.srtx字幕ファイルとして読み込み、書き出しに対応
- エフェクトライブラリのジェネレータに新しいスティンガーテンプレートを追加
- リプレイツールバーからすべてのメディアビンのメディアを再同期する機能を追加
- 再生速度0%でのジョグ機能を追加
- リプレイスティンガーが、基礎となるメディアスピードとは無関係にリアルタイムで再生されるように改善
- カットタイムラインのすべての編集にトランジションを追加するアクションで、最後に使用されたトランジションを使用するように改善
- クリップをリップル削除してもトランジションが保持されるように改善
- カットページのビューアサイズを最大化するために、メディアプールとタイムラインのサイジングを改善
- エディットページとデリバーページのタイムラインのマウススクロール速度を改善
- Fusion コンポジションを参照するクリップハンドルをサポート
- インスペクタからタイムラインクリップのオーディオフォーマットを変更できるように改善
- DeckLink 8K Pro G2でDolby Vision HDMIトンネリングをサポート
- デュアルSDIモードでのDolby Visionトーンマップビューアのプレビューとスコープをサポート
- 一部の大規模なFusionコンポジションのパフォーマンスが大幅に向上
- Blackmagic Cloud組織グループを使用したコラボレーションをサポート
- DaVinci Resolve Advanced Panelのカレントグループフィルターをサポート
- QuickTime JPEG YUV 422および444フォーマットへのエンコードをサポート
- クイック エクスポートでH.264とH.265レンダリングのビットレート設定をサポート
- レンダリングされた DNxHR 444 クリップは、デフォルトでフルデータレンジを使用するように変更
- スクリプティング API が、Timeline アイテムのリンクされたクリップをクエリーできるように改善
- スクリプティング API で、Timeline アイテムのトラックタイプとインデックスをクエリできるように改善
- ステレオスコピック 3D クリップのメディアプールスクリプトのサポートが改善
- ヘルプメニューの開発者向けドキュメントフォルダに、Fusion Fuse のサンプルを追加
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
不具合対応
- タイムライン コンポジションをリセットした時に、Fusion エフェクトアイコンがクリアされない不具合に対応
- カラーワーパーのベクトルスコープのインジケーターが正しくない不具合に対応
- SuperScale と クロップ を使用したクリップの Resolve FX エフェクトとオーバーレイが正しくない問題に対応
- デフォルトの Resolve FX Motion Trails 動作の問題に対応
- Resolve FX Lens Flare の位置制限の問題に対応
- エディット ページの 3D キーヤでストロークを追加または減算する際の問題に対応
- オートトラックセレクタを無効にして複数のクリップのスピードを変更するとクラッシュする問題に対応
- ロックされたトラックからトランジションをペーストする際の問題に対応
- クリップアトリビュートでタイムラインアイテムのオーディオトラックをミュートしたりミュート解除したりする際の問題に対応
- カットページのタイムラインでコンテキストメニューからクリップをミュートする際の問題に対応
- Windows で Alt キーを押しながらタイムコード入力をすることがある問題に対応
- 一部の H.265 メディアがオフラインフレームでデコードされる問題に対応
- ノードのスタック数を変更するとレンダーキャッシュが無効になる問題に対応
- NTSC フォーマットを Quicktime ProRes 422 にキャプチャーする際の問題に対応
- インターレースされたクリップからマルチカムまたは複合クリップを作成する際の不正なタイムコードエラーに対応
- DaVinci Resolve Micro カラーパネルから ColorSlice をリセットする際の問題に対応
- Text+ フォロワーの文字範囲の問題に対応
- Fusion ビューアで、3D モーションパスの軸のオーバーレイが正しくない問題に対応
- エディット ページで H.264 をスクラブした後の Fusion キャッシュが正しくない問題に対応
- 一部のFusionシェイプの押し出しと展開に関する問題に対応
- 一部の DNxUncompressed 16 bit フォーマットのビット深度メタデータが正しく表示されない問題に対応
- オートモードの DNxHR 444 レンダリングにおけるデータレベルのタグ付けの問題に対応
- レンダリングプリセットがオーディオノーマライゼーションのデフォルトオーディオト ラックを正しく設定しない問題に対応
- Windows 上で、非英語文字のユーザーパスを使用した場合にDaVinci Resolveが起動できない問題に対応
- Mac で DaVinci Resolve Renderer プラグインが使用されている場合にDaVinci Resolveが起動できない場合の問題に対応
- レンダリングプリセットの読み込みに関するスクリプトAPIの問題に対応
- ノードツールのクエリ時に、長い LUT 名が消去されるスクリプティング API の問題に対応
- スクリプティング API がタイムラインの無効状態を保持しない問題に対応
その他情報
19.0 Betaに関するすべてをまとめた情報は次の記事を参照ください。
本記事の翻訳部分は、www.DeepL.com/Translator(無料版)の翻訳を元に、一部を修正しました。
# ダビンチリゾルブ ♯ DaVinciResolve