Question
2024年7月17日に公開されたDaVinci Resolve 19.0 Beta 5 (パブリックベータ)のアップデート情報を教えてください。
Answer
DaVinci Resolve19.0 Beta 4からの変更点、改善または変更29件と不具合対応17件です。
Beta 5のリリースノートは、ほぼBeta 4と同じ(一部修正)でしたが、公式フォーラム上に詳細の情報が公開されているので、それを記事を翻訳したものです。不具合改修だけでなく、複数の機能強化を含んでいます。順調に開発が進んでいるようですね!
重要なインストールに関する注意事項:
Nvidia RTXビデオエフェクトおよびH.265エンコードには、Windows 11、サポートされているNvidiaグラフィックカード、およびStudio 550.58ドライバまたはそれ以降が必要です。
サポートされていないシステムでは、Nvidia RTXエフェクトは動作せず、ビューアのオーバーレイが表示されます。
改善または変更
- サポートされているIntel Windowsシステムで、AIのパフォーマンスが最大3倍高速化
- カットページのマルチビューレイアウトが、ビューアの幅に適応するように改善
- カットページのタイムラインコンテキストメニューから、トランジションのタイプ、継続時間、整列の設定が可能に
- カットページの編集オプションメニューに新しいトランジションアクションを追加
- カットページのリプレイメニューからオプティカルフローを有効にするアクションを追加
- カットページのタイムラインにレンダーキャッシュのアクティビティが表示されるように改善
- リプレイ編集時に、カットページのタイムラインオプションでオーディオチャンネルを選択するオプションを追加
- リプレイワークフローでオーディオモニタリングチャンネルを選択する機能を追加
- メディアプールビンを再同期して、元のフォルダに新しいメディアを含めるアクションを追加
- MacでATEM Miniをリプレイ入力用のキャプチャデバイスとして設定する機能を追加
- タイムラインをネストされたクリップとして書き写す機能をサポート
- Windows での Resolve FXでNvidia RTX Video HDR を使った SDR から HDR への新しい自動トーンマッピングに対応
- WindowsでNvidia RTX Videoを使用した新しい2倍と4倍のスーパースケールオプションに対応
- Resolve FX Lens Reflectionsの反射中心の移動に対応
- 書き出された字幕ファイルは、タイムライン名と字幕トラック名で命名されるように改善
- Resolve FX Film Look Creator のコアルックオプションが新しくなり、さまざまなストックをエミュレート可能に改善
- 特定のテクスチャーサーフェスに対応するUltraNR機能を改善
- Open FX Renderer プラグインで、静止画からタイムライングレードを適用できるように改善
- プロジェクトマネージャー情報タブに、クラウドプロジェクトのメンバー組織グループが表示されるように改善
- オーディオファイルとビデオファイルの同期時に、ビデオクリップのメタデータを保持できるように改善
- FairlightページでタイムコードとMIDIタイムコードチェイスをサポート
- 左右に分かれたトラック上のオーディオクリップが、外部プロセス経由で通過できるように改善
- メディアプールクリップのプロキシ状態のためのスマートビンフィルタに対応
- インスペクタの速度変更がキーフレームを認識するように改善
- カスタム配信プリセットがアルファベット順に並び替えられるように改善
- グラフオブジェクトを使ってカラーノードを有効/無効にできるスクリプトAPIをサポート
- プロジェクト設定からクラウドプロジェクトのメディアロケーションを取得、設定するスクリプトAPIに対応
- タイムライン上で Dolby Vision 解析を呼び出すスクリプティング API に対応
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
不具合対応
- お気に入りのエフェクトがレイアウトによってリセットされる問題に対応
- アップグレードされたプロジェクトの HDR Vivid 解析に関する問題に対応
- ColorSlice のフォーカスインジケータの欠落に対応
- エディット ページで再生ヘッドを固定したトリム編集のマウス感度に対応
- ギャップのあるトランスクリプションを挿入する際に発生する、複数の取り消しアクションに対応
- エディット ページ再生中の alt または option クリックによる選択に関する問題に対応
- タイムコードのないオーディオクリップを含む XML タイムラインをインポートする際のオフラインの問題に対応
- Resolve FX のぼかし、スタイル設定、またはドロップシャドウで、アルファを含む一部のクリップにアーティファクトが発生する問題に対応
- ステレオスコピック 3D プロジェクトを再読み込みする際に、カラーマットが切断される可能性に対応
- クリップ EQ がローパスピークを誤って表示する問題に対応
- Fairlight のいくつかの VST3 プラグインのスケーリングの問題に対応
- パネル表示キー・ショートカットで Fusion パネルの表示を切り替える際の問題に対応
- Fusion の小さなブロブパーティクルのパーティクルレンダリングのアーティファクトに対応
- シンプルな式を持つ Fusion ツールのレンダリングパフォーマンスを改善
- ANSI以外のファイル名でスクリプトを起動する際の問題に対応
- IMF の補足レンダリングが、タイムライン開始時に一部のフレームに不正に影響する問題に対応
- DPP パッケージタイプの Apple ProRes IMF レンダリングの問題に対応
その他情報
19.0 Betaに関するすべてをまとめた情報は次の記事を参照ください。
本記事の翻訳部分は、www.DeepL.com/Translator(無料版)の翻訳を元に、一部を修正しました。
#ダビンチリゾルブ ♯DaVinciResolve