Question
2024年5月24日に公開されたDaVinci Resolve 19.0 Beta 3 (パブリックベータ)のアップデート情報を教えてください。
Answer
DaVinci Resolve19.0 Beta 2からの変更点はBeta 2までにあった改善または変更27件と不具合対応24件です。
Beta 3のリリースノートは、ほぼBeta 2と同じ(一部修正)でしたが、公式フォーラム上に詳細の情報が公開されているので、それを記事を翻訳したものです。不具合改修だけでなく、複数の機能強化を含んでいます。順調に開発が進んでいるようですね!
改善または変更
- Windows上でのHDR表示に対応
- UltraNRの品質が向上し、再生速度が最大50%高速に
- ノードグラフスタックの全レイヤーをリセットする機能に対応
- 個々のノードスタックレイヤーをバイパスする機能に対応
- 数字キーを押しながらカメラアングルをクリックすることで、リプレイ・プリロールを起動する機能に対応
- リプレイを実行する際、カメラキーを2回押すと、呼び出されたカメラをインポイントで実行するように改善
- カットページの POI ダイアログで、クリア時に前の POI をマーカーに変換するオプションを追加
- リプレイ イベントのあるタイムラインで、POIまでの距離を表示するように改善
- カットページでネストされたタイムラインを分解するためのクリップ コンテキスト メニュー アクションを追加
- マルチソースビューアでクリップを探すためのコンテキスト メニュー アクションを追加
- シングルビューのマルチソースアングルのデフォルトを、POIを中心とした5秒以内の範囲に変更
- ジョグホイールのトランジション選択ウインドウに、Fusion トランジションが表示されるように変更
- オフラインクリップで、コンテクストメニューからトランスクリプションをクリアできるように機能を追加
- メディアを選択していない状態でトランスクリプションをクリックすると、現在のタイムラインに対してトランスクリプションが実行されます。
- 検出されたスピーカー情報は、マルチユーザープロジェクト内のすべてのユーザーで利用できます。
- 新規プロジェクトのデフォルトが、前回使用したスピーカー検出設定になりました。
- ソースビューアとインスペクタで最大36チャンネルのオーディオを再生できるように機能強化
- オーディオインスペクタが、トラックメタデータのない偶数オーディオチャンネルのクリップをステレオペアとして解釈。
- 環境設定でMicro Color Panelのバッテリー残量を表示できるように改善
- インスペクタからクリップ単位のMusic Remixer FXを適用できるように。
- 画像シーケンス付きAMFの書き出しに対応。
- DaVinci Remote Monitorアプリでウェブログインをサポート。
- インストール時にDaVinci Resolve Renderer FXが自動的にアップデート対象に選ばれるように改善
- 指定したインデックスにタイムライントラックを追加するスクリプティングAPIをサポート
- マーカーインデックスはセッション間で選択された列を保持するようになりました。
- コンポジションをリセットまたは削除する際のユーザー確認するように改善
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
不具合対応
- タイムラインのネスト時に発生するオーディオアーティファクトに対応
- ソーステープビューアーのナンバーパッドキーショートカットに関する問題に対応
- インターレース タイムラインのトランジション デュレーションとスピード変更ダイアログの問題に対応
- インターレース映像の単一フレームを、トップまたはソース上書きとして編集する際の問題に対応
- ソース ビューアーが転写ウインドウで選択されたメディアを表示しない問題に対応
- 文字起こしダイアログでテキストを置き換えた後、テキストがハイライトされる問題に対応
- 再生ヘッドが上にある編集ポイントでカーソルが更新される問題に対応
- エディット ページでブレードモード時のトリムエディターに関する問題に対応
- トリムエディットモードで、リンク選択なしで編集を拡張する際の問題に対応
- 再生ヘッドが固定された編集ページから切り替える際の再生ヘッドの位置に対応
- Fusion のポリゴンツールでオニオンスキニングを行うとクラッシュする問題に対応
- Fusion ビューアと RCM ワークフローに関する複数の問題に対応
- Fusion ビューアのゲインやガンマを変更すると、Saver ワークフローが中断される問題に対応
- Magic Maskのクリップがソース解像度のレンダリング設定を保持しない問題に対応
- 個々のストロークを表示する際に、Magic Maskの再生ヘッドが移動する問題に対応
- Resolve FX Warper ビューアのオーバーレイのスケーリングコントロールに関する問題に対応
- Color Slice ツールのダイナミックキーフレームに関する問題に対応
- 10,000 nits での彩度色相またはブラックオフセットの HDR クリッピングに関する問題に対応
- プロジェクトを再度開いたときにダッカー・ソースが持続する問題に対応
- マルチチャンネルオーディオの AAF インポートの問題に対応
- 無効なエディットリストを含む MP4 クリップのデコードに関する問題に対応
- 言語切り替え時のタグに関する問題に対応
- キーボードカスタマイズウィンドウのスクリプトメニューオプションのリストに関する問題に対応
- 100 fps で撮影された Sony A7SIII クリップからタイムコードを読み込む際の問題に対応
WindowsでHDRビューアをサポート:
Windowsの「設定」>「システム」>「ディスプレイ」で、「HDRを使用する」を有効にします。HDR用にディスプレイを設定するには、https://support.microsoft.com/en-us/windows/hdr-settings-in-windows-2d767185-38ec-7fdc-6f97-bbc6c5ef24e6を参照してください。
- DaVinci Resolveの[環境設定]の[一般]で、[WindowsディスプレイのカラーマネジメントとビューアのHDRを使用する]を有効にします。
DaVinci Control Panelsのアップデート:
このインストーラには、DaVinci Resolve Speed Editorのファームウェアアップグレードが含まれており、Bluetooth使用時のアイドル時のバッテリー消費に対応します。
その他情報
19.0 Betaに関するすべてをまとめた情報は次の記事を参照ください。
本記事の翻訳部分は、www.DeepL.com/Translator(無料版)の翻訳を元に、一部を修正しました。
#ダビンチリゾルブ ♯DaVinciResolve