Question
2023年9月15日にリリースされたDaVinci Resolve 18.6の新機能を教えてください。
Answer
注目点
18.5→18.6と一見するとマイナーバージョンアップではありますが、メジャーバージョンアップに匹敵する多数の機能強化を含んでいます。
DaVinci Resolve Studio 18.6について
インストール前の注意事項
DaVinci Resolve 18.6では、プロジェクトライブラリをDaVinci Resolve 18.1.4と互換性を保つようにしました。これにより、18.1.4でもプロジェクトライブラリにアクセスできるようになりましたが、18.6で作成したり開いたりした個々のプロジェクトは、18.1.4ではアクセスできなくなります。
18.6でプロジェクトを開く前に、プロジェクトライブラリのフルバックアップとプロジェクトの個別バックアップをお勧めします。
主な機能
- 新しいBlackmagic Cameraクラウドワークフローが、キャプチャをクラウドプロジェクトに同期
- プロジェクトメディアとファイルを同期したBlackmagic Cloud Storageをサポート
- プロキシの自動生成とBlackmagic Cloud Storageへのアップロード
- タイトルとサブタイトルで外側のテキストストロークをサポート
- クリップやマーカーにお気に入りのキーワードを割り当てて適用する機能
- マテリアルやボリュームを含むFusion USDシーンのサポート
- サフィックス付きの複数のモノラルオーディオファイルをマルチチャンネルクリップとして読み込み可能
- レンダリング時のターゲットオーディオラウドネス規格のサポート
紹介動画
カットとエディット
- 選択したシンク ビン クリップをインスペクタで編集可能に
- Speed Editor と Editor Keyboardで編集中のギャップをトリムできる機能に対応
- フレームまたはフィールドの境界で編集するための、プロジェクトとタイムラインのインターレースオプションを追加
- 字幕の大文字と小文字に対応
- タイトルとサブタイトルでテキスト外側の縁取りに対応
- ソースビューワーとタイムラインでのマーカーのコピー&ペースト機能を追加
- 複数のクリップを選択し、ダイアログとインスペクタから速度を一括変更する機能を追加
- クリップにエフェクトを追加すると、インスペクタがエフェクトタブに切り替わりるようになりました。
- レンダリングをして置き換えを実行する際に、素材の解像度を選択するオプションを追加
- 編集操作を取り消す時に再生ヘッドの位置が復元されるように改善
- エディット ビューアにタイムコードツールバーを表示するオプションを追加
- ソース ビューアにマーカーのクリップエクステントを表示
- ビューアで最近見たクリップやタイムラインを切り替えるアクションを設定できる機能を追加
- 複数のトラックのコンテキスト アクションへのキーボードカスタマイズに対応
- 選択した複数のタイムラインを再フォーマットする機能に対応
- お気に入りのキーワードをクリップやマーカーに割り当てて適用する機能に対応
- リタイムカーブのコンテキストメニューに両方のカーブを表示できるように改善
Fusion
- 3D形状の押し出しと面取りをに対応
- ポリゴン形状ツールに対応
- マテリアルとボリュームを含むUSDシーンのレンダリングに対応
- インポートしたMaterialXファイルでマテリアルを置き換える機能に対応
- インポートされたカメラとライトの変更に対応
- uVisibilityとuVariantを含むUSDツールセットの改善
- トリム、ループ、リバースに対応したUSDローダーの改善
- USDのオブジェクト選択用の新しいシーンツリーダイアログ
- ノード ビューとキーフレーム ビューに、ツールのトリムをリセットするコンテキストメニューオプションを追加
- FusionツールのDaVinci Intermediate変換オプションを追加
カラー
- Dolby Vision CM 4.0 L1解析、ユーザー選択フィルタリングに対応
- Dolby Visionワークフローでステレオスコピック3Dに対応
- RCMでRAWクリップの入力カラーマネージメントをバイパスするオプションに対応
- Resolve Liveモードでのオーディオモニタリングに対応
- 静止画の書き出し時に .drx ファイルのみを書き出す新しいオプションを追加
- 現在のグループ内のクリップに対する新しいデフォルトのスマートフィルタに対応
- ビューアで最近見たタイムラインを切り替えるための設定可能なアクションを追加
- カスタム PAR 値でスマートフィルタを作成する機能を追加
- ACES DCTL ODTの出力カラースペースタグに対応
- advanced panelsからワイプモードを切り替えるコントロールを改善
- すべてのキーフレーム・モード、カラー・モード、サイズ・モードが、セッションをまたいでも保持されるように改善
Fairlight
- サフィックス付きの複数のモノラルオーディオファイルをマルチチャンネルクリップとして読み込み可能に
- レンダリング時のターゲットオーディオのラウドネス規格を選択する機能を追加
- YouTubeとDisneyワークフローのラウドネス規格を選択可能に
- 複数のバスをモニターできる新しいFairlight FXラウドネスメーターを追加
- 長いチャンネル名を賢く省略する機能に対応
- 3Dオーディオの高さコントロールのためのパンニングプリセットに対応
- バスタイルごとに3つまでのパラレルバスセンドとアウトプットをサポート
- 複数のトラックまたはバスでオートセーフとオートオフをサポート
- キーボードショートカットで複数のトラックまたはバスのオーディオFXを管理
- 複数のトラックコンテキストアクションのキーボードカスタマイズに対応
- UWA Audio Vivid 3D 空間オーディオフォーマットに対応
- エフェクトダイアログのコンテキストメニューからFairlight FXのデフォルト設定を割り当てに対応
一般
- Nvidia TensorRTでNeural Engineのパフォーマンスを最大2倍高速化
- 最新のAMD GPUでNeural Engineのパフォーマンスを最大4倍高速化
- HTTPSプロキシを使用したBlackmagic Cloudサービスへのアクセス機能を追加
- アプリケーションメニューから最近のプロジェクトに素早くアクセスできるよう改善
- ループ再生でレンジが存在する場合、それを検出してループするよう変更
- スクリプトAPIによるレンダリングプリセットとデータバーンプリセットのインポート/エクスポートに対応
- スクリプトAPIがスチルの読み込みとパワーグレードのリストに対応
- スクリプトAPIによるタイムライン単位のResolveカラーマネジメントに対応
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
メディアとコーデック
- Blackmagic RAW SDK 3.4に対応
- RED SDK 8.4.0に対応
- Apple Logビデオフォーマットをに対応
- Sony XAVC HおよびXAVC HSクリップのデコード機能に対応
- プロジェクトから未使用メディアを削除できる機能を追加
- トランスクリプションステータス用の新しいメディアプール列とスマートビンフィルター
- 右クリックでメディアプールのタイムラインをプリセット付きでレンダーキューに追加する機能を追加
- パワービンを.drbファイルとしてインポート・エクスポートする機能を追加
- レンダリングプリセットの読み込みと書き出しをする機能を追加
- 複数のXML、AAF、FCP XML、EDLを1つのアクションとして読み込みに対応
- Final Cut Pro v1.11 XMLの読み込みと書き出しに対応
- インターレース形式を非圧縮QuickTimeクリップとしてエンコードする機能に対応
- 最新のWindows IntelシステムでH.265インターレースエンコーディングを高速化
- フルメディアエクステントで個々のクリップをレンダリングするオプションに対応
- Macで低遅延AACフォーマットのデコードに対応
- GIFクリップのデコードに対応
- Nikon rawクリップのレンズおよびビネットメタデータに対応
Mac OSの最小システム要件
macOS 12 Monterey
8 GBのシステムメモリ。Fusion使用時は16 GB
Blackmagic Design Desktop Videoバージョン12.0以降
最低2 GBのVRAMを搭載した統合GPUまたはディスクリートGPU。
MetalまたはOpenCL 1.2をサポートするGPU。
Windowsの最小システム要件
Windows 10 Creators Update。
16 GBのシステムメモリ。Fusion使用時は32 GB
Blackmagic Design Desktop Video 10.4.1以降
2 GB以上のVRAMを搭載した統合GPUまたはディスクリートGPU
OpenCL 1.2またはCUDA 11をサポートするGPU
NVIDIA/AMD/Intel GPUドライバのバージョン – GPUによって要求されるもの
Linuxの最小システム要件
Rocky Linux 8.6 または CentOS 7.3
32 GBのシステムメモリ
Blackmagic Design Desktop Video 10.4.1以降
最低2 GBのVRAMを搭載したディスクリートGPU
OpenCL 1.2またはCUDA 11をサポートするGPU
NVIDIA/AMDドライバのバージョン – GPUによって要求されるもの
MacにDaVinci Resolveソフトウェアをインストールする方法
DaVinci Resolve Installerアイコンをダブルクリックし、画面の指示に従います。システムからDaVinci Resolveを削除するには、Uninstall Resolveアイコンをダブルクリックします。
WindowsへのDaVinci Resolveソフトウェアのインストールする方法
DaVinci Resolveインストーラのアイコンをダブルクリックし、画面の指示に従います。システムからDaVinci Resolveを削除するには、「プログラムと機能」コントロールパネルでDaVinci Resolveを選択し、「アンインストール」をクリックして、画面の指示に従います。
WindowsでレガシーFairlightプロジェクトをDaVinci Resolveに移行する
レガシーFairlight DR2プロジェクトをDaVinci Resolveにインポートするには、次のユーティリティをWindowsシステムにダウンロードしてインストールします。downloads.blackmagicdesign.com/DaVinciResolve/Fairlight-Project-Importer.zip ユーティリティをインストールすると、DaVinci ResolveのFairlightメニューに “Import Fairlight Project “のオプションが表示されます。
LinuxへのDaVinci Resolveソフトウェアのインストール
DaVinci Resolveインストーラをダブルクリックし、画面の指示に従います。システムからDaVinci Resolveを削除するには、インストーラを実行した後、アンインストールオプションを選択します。
追加情報
サードパーティハードウェアの認定ドライババージョンなど、サポートの詳細については、ご使用のプラットフォームの最新の『DaVinci Resolve設定ガイド』を参照してください。www.blackmagicdesign.com/support。
また、Blackmagic Designビデオハードウェアでモニタリングするために、最新のBlackmagic Design Desktop Videoソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要があります。Desktop Videoはwww.blackmagicdesign.com/support。
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2023年9月14日更新
対応コーデック詳細
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