Question
「取り消し」(WIndows:Ctrl+Z mac:Command+Z)や「やり直し」(WIndows:Ctrl+Shift+Z mac:Command+Shift+Z)を実施すると、他のページで実施したものに対しても反映される場合や、選択していないクリップに対して反映されない場合があります。
例
エディットページでトランジションを設定し、Fairligntページに切り替えて、Fairligntページで変更した以上に「取り消し」を実施してエディットページに戻ると、トランジションが元に戻っている。
カラーページで「取り消し」を何度も実施しても、選択していないクリップの変更が取り消されない。
Answer
取り消し履歴の情報が共有されているページ、共有されていないページがあります。
このため、共有しているページで「取り消し」や「やり直し」を実施すると、戻った内容に気づけない場合があるかもしれません。
メディア/カット/エディット/Fairlightページ
すべてのページで共通の1つの履歴で管理しています。
メディアプール、タイムライン、メタデータエディターおよびビューアで実行した変更内容をすべて追跡できます。
このため、Fairligntページで実施ができない操作であっても、Fairligntページでの変更以上に「取り消し」を実施したら、エディットページで実施した変更が「取り消し」されるといった挙動になります。
Fusionページ
クリップ単位で個別の履歴で管理しています。
各クリップのコンポジションで行った変更を取り消すことが可能です。
このため。クリップAに対して変更を実施し、次にクリップBに変更を実施、次のクリップAに切り替えて「取り消し」を実施すると、クリップAの件が取り消され、クリップBは取り消されないといった挙動になります。
カラーページ
クリップ単位で個別の履歴で管理しています。
各クリップのグレーディングに対して行った変更を取り消すことが可能です。
このため。クリップAに対して変更を実施し、次にクリップBに変更を実施、次のクリップAに切り替えて「取り消し」を実施すると、クリップAの件が取り消され、クリップBは取り消されないといった挙動になります。
デリバーページ
操作の履歴は管理していません。
#ダビンチリゾルブ ♯DaVinciResolve