注目キーワード
  1. 無償版
  2. 書籍
  3. GPU
  4. Windows

編集時に利用するタイムライン解像度の最適な設定

Question

タイムライン解像度はできるだけ高い方が高品質の動画を作成できるのでしょうか?一般的にはどのような設定をされていますか?

Answer

出力する解像度で作業ができるのが理想的です。
また、編集中にどの程度の精度にビューで確認しながら編集されたいかによります。

タイムライン解像度は作業時のレスポンスに影響はあります。
このため、タイムライン解像度をさげることがあります。しかし、このままデリバーすると、当然低い解像度の作品になってしまいます。デリバーページ上の設定で解像度を上げるように変更しても、タイムライン解像度からアップスキャンする処理となるので、望ましい結果を得られません。

タイムラインの解像度を下げていても、品質劣化を回避可能方法があります。

デリバー直前にタイムラインの解像度を変更してから、デリバーしてください。
このようにすることで、タイムライン上のすべてのものが、新たな解像度設定を前提に処理されるようになります。
レンダリングも変更後のタイムライン解像度を元にレンダリングしなおしてファイルがエクスポートされます。

ただ、快適に動作させるために、真っ先にタイムラインの解像度を下げるのは得策ではないかもしれません。

最適化メディアやプロキシメディア、また、それらメディアの解像度を下げる仕組みがプロジェクト設定のマスター設定の「最適化メディア&レンダーキャッシュ」にあります。まずは、タイムラインの解像度は最終的な解像度を指定して、 最適化メディアやプロキシメディア を試すのが一般的かと思います。

複数の手段があり、利用する素材やPC環境によってどれが最適なのかは運用してみないとわからない部分があります。

試していただいて、最も効率の良い方法を見つけてみてください。
ここら辺は、さすが映画の環境まで利用されているDaVinci Resolveの奥が深い部分の1つかもしれません。


最新情報をチェックしよう!