Question
2022年7月26日にリリースされたDaVinci Resolve 18.0.1のアップデート情報を教えてください。
Answer
サポートサイトから入手可能です。
注目点
18.0.0に対する不具合改修です。
重要な不具合が解消を含むため、18.0.0を利用されている方は必須のアップデートとなります。
最も大きな改修は「DNxHRのキャッシュファイルが正常に生成されない問題の解消」ではないでしょうか?本現象はWindows環境でのみ発生しているようです。
レンダーキャッシュのフォーマットは、「プロジェクト設定」で変更できますが、デフォルトで「DNxHR xxx」が利用されます。また、メディアオフラインの表示は、レンダーキャッシュを利用している場合、レンダーキャッシュの有無と正常性で判断しています。このため、元となるデータが正常であっても、レンダーキャッシュに問題があるとメディアオフラインが表示されます。
18.0.0では、メディアオフラインに関する報告が多く、また、レンダーキャッシュをOFFまたは再作成すると解消される場合があったため、レンダーキャッシュの問題が挙がっていました。
今回、レンダーキャッシュの問題が解消したとのことで、頻繁なメディアオフラインの問題は解消されるものと思われます。
ただし、18.0.1にアップデートしても、古いレンダーキャッシュを参照するとメディアオフラインになる場合があります。その場合は、[再生]-[レンダーキャッシュを削除]-[すべて]でいったんレンダーキャッシュを削除して、再作成してください。以降作成されるレンダーキャッシュは修正済みのものとなります。
DaVinci Resolve 18.0.1の変更点
次の変更点の内容が解消されています。
- DNxHRキャッシュファイルが正しく生成されない問題に対処しました。
- ネットワークプロジェクトでパワーグレードの静止画を取り込む際の問題に対処しました。
- アップグレードされた ACES プロジェクトにおける IDT の不正な選択に対処しました。
- ワークフロー統合のための一部の Javascript API 呼び出しの問題に対処。
- Apple シリコン上の Fusion におけるマンデルブローカラーの問題に対処しました。
- Fusion ビューアーを正規化する際のゲインとガンマの問題に対処しました。
- Fusion の複製ツールで発生しうるゲインの問題に対処しました。
- Apple シリコンでの複製ツールのブレンドとジッターの問題に対処しました。
- 一般的なパフォーマンスと安定性の改善
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
データベース管理に関する重要なお知らせ
DaVinci Resolve 18.0を使用するには、DaVinci Resolve 18.0beta5以前のバージョンを利用されている場合は、プロジェクトライブラリ(データベース)のアップグレードが必要です。18.0にアップグレードする前に、既存のデータベース(DiskDBとPostgreSQLの両方)をバックアップし、アップグレード用にそのデータベースを復元することを強くお勧めします。
18.0beta6 からはデータベースの変更はありません。