注目キーワード
  1. 無償版
  2. 書籍
  3. GPU
  4. Windows

Speed Warpなど処理に時間がかかるエフェクト処理時間短縮にはハードウェアどの部分の影響が大きいですか?

Question

Speed Warpなどのエフェクをかけた際の、レンダリングやレンダーキャッシュを作成する処理の短縮にハードウェアのどの部分の影響が大きく反映されますか?RAMとVRAMのどちらの方がより重要ですか?何を重視すればよいかポイントを教えてください。

Answer

DaVinci Resolveではレンダリングの処理はGPUが優先して処理します。よってい、メインメモリのRAMよりも、グラフィックメモリのVRAMが重要と言えます。(正確には、VRAMと同様にGPUの種類も重要です。)
ただし、メインメモリ自体もソフトの快適な動作には大きく影響があります。後述のvookの記事を参考にしてください。
レンダリングの処理であっても、その処理をサポートされていないGPUの場合、CPUでの処理します。
当然、構成次第ではありますが、同時代のCPUと対応グラフィックチップで比較すると、かなりの時間差が発生する場合もあります。(海外のblackmagic designの公式フォーラムでは、 Speed Warp の場合、指数関数的な差が出るとも挙げている方がいました。)
また、対応するグラフィックチップであっても、処理対象のクリップの詳細は不明ですが、Radeon Pro 580 8 GBで4:20だったものが、eGFX(外付けGPU) Breakway RX 580で2:35と大幅に時間が短縮されたとの情報があります。

なお、私見ですが、macOSでの対策をお考えの場合、時間が許すならば、未発表ながらもARM M1を強化したM1Xチップ搭載のMacBook Proが2021年10月にでも発売と噂されています。待たれるのがいいがもしれません。

現行機では、

を参考に検討ください。

Speed WarpはAIにより解析が入り、データとして存在しないフレームを作成するかなり重い処理なので、できる限り高速なものがよいと言いうのが答えだとは思います。

現在のPCでの処理が遅い、完了しないといった問題がある場合は、1つの案ですが、手間はかかりますが、Speed Warpのクリップから必要部分だけを単体でいったん書き出すことで、できるだけPCのリソースをSpeed Warpに割り当てることで、多少は改善が見込まれるかもしれません。

最新情報をチェックしよう!