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カラーマネージメント設定の基本的な考え方

Question

DaVinci Resolveのプロジェクトを新規に作成する場合、プロジェクト設定のカラーマネージメントにあるカラーサイエンスはDaVinci YRGB Color Managedを指定し、ResolveカラーマネジメントプリセットでDaVinci Wide Gamutを指定するようにすれば良いような気がするのですが、その他の選択をしなければならないのは、どういうケースでしょうか?

Answer

プリセットはあくまでプリセットで、基本的には今後書き出す可能性のある最大のカラースペースを選びます。DaVinci Wide Gamutは広大なカラースペースなので、あらゆるカラースペースを網羅していますが、そこまでの広いカラースペースが必要ない場合には、それ以外の選択肢を選ぶこともあるでしょう。

Logではない素材はいろいろなカラースペースがあり得ますが、とりあえずRec.709 Gamma 2.4が一般的です。これはよくある色も明るさもコントラストがついている、いわゆる「ビデオ」の映像です。

カラーマネジメントとLUTは原理として同じようなことをしています。あるカラースペースからあるカラースペースへの変換です。したがって基本的にはカラーマネジメントを使用する場合にはLUTは使用しなくても大丈夫です。もちろん例外はあるとは思います。

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