Question
M1/M1 Pro/M1 Maxといった Appleシリコン を搭載したMacへの対応状況と推奨構成を教えてください。
Answer
2020年11月の17.1でM1 Mac(Appleシリコン)にネイティブ対応し、さらに、2021年8月のバージョン17.3でM1 Macへの最適化が図られ、17.2以前のバージョンと比較して3倍もパフォーマンスが向上しています。
また、2021年10月22日に公開されたバージョン17.4では発売前の M1 Pro/M1 Max にも最適化しました。
従来のM1チップ搭載モデル
M1 チップ搭載のMacはBlackmagic Design社の公式情報でもおすすめされており、4Kのカット編集であれば快適とのことです。搭載メモリは8GBでは心もとないです。16GB以上に変更されることを強くお勧めします。
ただし、ノイズリダクションやフィルムグレインなどのGPUをふんだんに使うエフェクトを多用される場合は、8GB以上のVRAMの載ったMacの利用が推奨されているので、1台のPCで完結されようとしている場合は、今後発売される M1 Pro/M1 Max チップ搭載モデル の検討をおすすめします。
M1 Pro/M1 Max チップ搭載モデル
従来のM1チップ搭載モデル をさらに強化したチップを搭載したモデルが2021/10/18(米国時間)に発表されました。
情報は公開されたばかりでレビューも存在していない状況ですが、Apple社の情報によると、以前の8GBのVRAMを搭載した16インチのMacBook Proよりも M1 Proが1.4倍、 M1 Max が1.9倍高速とのことです。
これにより、上の「 従来のM1チップ搭載モデル 」で記載した、GPUをふんだんに使うエフェクトを多用される場合であっても快適に動作するものと考えられます。
Apple社のサイト内でも、このようにDaVinci Resolveの情報が公開されていることからも問題なく動作すると考えてよいでしょう。
発表イベントの中で、DaVinci Resolveのプロフェッショナルとして、DaVinci Resolveの開発元のBlackmagic Design社ソフトウェア開発ディレクター Rohit Guptaさんも登場し、次のように語られています。
DaVinci Resolveで4倍のパフォーマンスがあり
GPUは5倍
ProResから ProRes へのレンダリングは8倍
比較対象について、明確に語られていないようですが、Apple社の製品紹介情報からおそらく13インチのIntel MacBook Proとの比較のようです。
詳しくご覧になりたい方は、こちらから。
その他、状況がわかりましたら、更新します。
次の記事も参考になります。Windows以外に古いIntel Macとも比較しています。