Question
ATEM MiniシリーズにXLRマイクを接続できますか?
Answer
変換を必要としますが、接続は可能です。
ATEM Miniシリーズに自体にはXLRコネクタがないため、直接接続はできません。
このため、ATEM Miniにマイクを入力する場合は、「MIC1」「MIC2」の3.5mmステレオ端子、もしくはHDMIに変換して入力する必要があります。
なお、運用次第ではありますが、マイク入力はATEM Miniを利用せずにPCやレコーダーで別途収録する方法もあります。その場合、音声の処理がATEM Miniで一括で処理できないので、ATEM Miniで一括処理ができようにするのがお勧めです。
3.5mmステレオ端子 で入力する場合
接続するXLRマイクがファンタム電源供給が必要かによって、必要となるものが異なります。
ファンタム電源供給が不要な場合
変換ケーブルのみで対応可能です。
XLRメスから変換する変換ケーブルを購入することになるのですが、ATEM Mini側がステレオ端子のため、 XLRメス から3.5mmステレオに変換するケーブルの利用が望ましいです。
XLRの端子が2つありますが、マイク1本で利用する場合は、どちらか一方にXLR端子を接続して利用します。
ATEM Mini 側の端子がステレオのため、モノラルに変換する変換ケーブルを利用すると、良い結果を得られないことがあります。
このため、ATEM Miniに対しては、LまたはRの一方を利用するステレオマイクとして接続することをお勧めします。 ATEM Mini 内でXLRマイクと接続した側の音声をLRの両方で利用できるようにすることで、モノラルとして扱えます。具体的には、 ATEM Mini に入力したステレオ音声をモノラル2チャンネルに分割するオーディオ分割の機能を利用します。
ファンタム電源供給が必要な場合
XLRマイクに対してファンタム電源が供給できる環境が必要です。
- ファンタム電源を経由させる
ファンタム電源を接続し、さらに「 ファンタム電源供給が不要な場合 」に記載のケーブルを利用してATEM Miniに接続します。
- ファンタム電源対応オーディオインターフェイスを経由させる
ファンタム電源対応のオーディオインターフェイスにXLRマイクを接続し、3.5mmステレオでATEM Miniに接続します。
HDMI経由で入力する場合
XLRマイクをHDMIの映像の音声として利用できるようにすることで対応が可能です。
一般的には、XLR対応のマイクを接続できるカメラにXLRマイクを接続して、 そのカメラをHDMI経由でATEM Miniに接続されることが多いです。
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